たぬをです。先日参加した「埼玉スタジアムツアー」の様子をレポートしたいと思います。
特別版のツアーはピッチに入れるのが魅力
まず、ツアーには通常と今回参加した「特別版」があります。「ピッチインツアー」と呼ばれ大人1,500円、小学生1,000円です。通常よりも倍近くします。
ただ、それだけコストパフォマンスが良いんです。なぜならピッチ(芝生)に入れるから。
世界でも上位クラスの管理が行き渡っている埼玉スタジアムのピッチなんて高校サッカーで全国に出られるか、Jリーガーになるかくらいしか入れるチャンスがないと思います。その芝生を堪能できるのが魅力です。
ツアーの様子
時系列で紹介します。
レストプラザ入り口で受付をします。
料金は特別料金です。
最初は記者会見、記者発表をする時に使う「ボールルーム」の紹介がありました。
以前、ここでなんだかアウトレット市みたいな臨時のお店があったけど、重要な部屋だったんですね。
さて、この後は関係者のみが入れるエリアに移動します。まずは選手がバスを降りてロッカールームに向かう廊下です。この先の半分の扉より先は相手チームのエリアなので試合の時は閉まっています。
ロッカールーム前のラウンジです。試合後に選手はここでカレーを食べるそうです。疲れ切った身体に良いのだそうです。
この日は東京オリンピックのボランティア、選手たちのサインとユニフォームが飾ってありました。あの感動が蘇りました。
なでしこジャパンは初めて埼玉スタジアムでサッカーの試合をしたそうです。
さて、ラウンジを抜けてロッカールームへ。浦和レッズファン、日本代表の方にはもう堪らない空間のことでしょう。
懐かしの福田選手のユニフォームもあります。
入って、一番奥のロッカーはキーパー選手の場所だそうでここだけスパイクの影響で座面が大きく削れています。
下はキリンチャレンジカップ2010のアルゼンチンチームの作戦ボードです。なぜ破れているかと言うとあまりに悔しくてアルゼンチンチームが破いてゴミ箱に捨てたそうです。それをスタッフがしっかりと回収し保管していました。貴重な資料ですね。
写真がぼやけていますが、メッシがとても若い!
メディカルルーム。
ウォーミングアップルーム。
天井にはネットがあり思いっきり蹴っても大丈夫な様になっています。こんな設備がわが家にも欲しいです。
スタジアム説明もポルトガル語で書いてあります。
選手がピッチに入る直前のエリアです。
懐かしの2002ワールドカップのロゴと対戦カードのパネルです。
フェアプレイフラッグ。槙野選手のサインがとてもわかりやすいです。
あとはこの「トルシエ階段」を登ればピッチです。
幅は確か4mあります。最初は2m程で設計されていましたが、トルシエ監督に見せたところ、幅が狭すぎる。担架を水平にして運べない、選手同士がぶつかるという意見があり幅を広げたとのことです。この様な説明を聞けるのもツアーの魅力です。
観客席とピッチの間。おそらく選手しか見られない光景です。
で、トルシエ階段を上がるとピッチです。
とてもきれいな芝生。管理が世界1クラスです。
選手ベンチです。観客の目線を考えて掘り下げ式にしてあります。このご時世ですので、ソーシャルディスタンス仕様でカバーをかけられています。
ベンチに荷物を置いたら自由にピッチ内に入れます。スライディング以外はOKとのことでしたので思いっきり走ってみました。これで選手になった気分です。
なお、芝生に入るにあたりスニーカー等の靴であること、装飾品を身に着けていないこと、ポケットの中身を空にすることが絶対条件です。特に金属製のものを芝生に落として、芝刈り機への影響や選手がスライディングした際にケガの元になるからです。このことがツアー開始から数回に渡って確認をされたくらい徹底された管理でした。
とても良いサービスで、このカメラで撮っていただき、場内モニターに映してくれます。それをスタッフの方が記念にスマホで撮ってくれます。
ちなみに、埼玉スタジアムの屋根の高さはメインスタンドとバックスタンドでは高さが違います。屋根の下のクロスのある大きな柱を見ると分かります。理由は芝生に太陽光を効率的に当てるためです。本当にすごい設計だなと感心です。
その他にも色々な知識、トリビアをいただきました。それはぜひツアーに参加して聞いてみてください。
アンケートに答えてA5の出口で解散です。
ツアーのお土産
毎回同じではないと思いますが、今回はお土産をいただきました。ぜんぶとてもありがたいグッズです。
コバトンのサッカー消しゴムも嬉しいです。
まとめ
サッカー好きなお子様がいらっしゃる方であればぜひ一度参加してみると良いと思います。サッカー熱がさらにあがるかもしれません。将来、ここのピッチに立てる選手になったりするかもですよ。
主にテレビ観戦な方でも裏側を知っておくとさらに楽しめます。
ツアーに関しては公式サイトで開催日程等をご確認ください。絶対におすすめなツアーです。